太陽光発電パネルで発電した直流電力は接続箱に集約され、パワーコンディショナへ送られて交流電力に変換されます。 その後、分電盤を経て家庭内の電気製品に電気が供給されます。住宅用太陽光発電システム(10kW未満)の場合、家庭内で使い切れずに余った電力は電力会社へ送電(逆潮流)され、電力を買い取ってもらうことができます。
構成機器
①太陽光発電パネル | 太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換して電気を発生させる装置です。 |
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②接続箱 | 太陽光発電パネルからの複数の電気配線をまとめ、パワーコンディショナへ電気を送る装置です。 |
③パワーコンディショナ | 太陽光発電パネルで発電した電気は直流電力のため、家庭内で使用するための交流電力に変換する装置です。電力会社の送配電ネットワークに適切に電力を送るための装置でもあり、発電システムにトラブルが発生した場合、電力会社の送配電ネットワークや家庭内の電気機器に影響を及ぼさないように、システムを自動的に停止させるなどの保護・管理機能もあります。 |
④分電盤(ブレーカー) | 家庭内の各電気配線に電力を振り分けたり、余剰電気を電力会社の送配電ネットワークに振り分けたりする装置です。 |
⑤売電用メーター | 発電した電力のうち、家庭内で使い切れずに余った電力は売ることが出来ます。この使い切れず電力会社に売った電力量を計測する装置です。 |
⑥買電用メーター | 夜間など太陽が出ていないときには、これまで通り電力会社から電力を買う必要があります。この電力会社から買った電力量を計測する装置です。 |